修理の知識ゼロからスタート。今は“地域の農と園芸“を支える立場に
ジュンテンドーの「アグリガーデン部門」は農業・園芸に関連する商品を扱っています。園芸植物・用土・農薬・肥料・農業資材・農業機械など、たくさんの種類の商品を取り揃えており、当社の強みの一つです。
もともとは他部門を担当していたんですが、5年前にアグリガーデン部門へ異動してきました。それまで機械の修理なんてまったく経験がなくて、正直なところ最初は「自分にできるのか?」って思ってました。
でも、この沼田店はアグリガーデン部門がすごく強い店舗なんです。先輩社員やOBの方たちに教えてもらいながら、社内研修を受けて、少しずつできることが増えてきました。年間50本近くある研修カリキュラムの中で、自分のペースで確実に知識と技術を積み上げていけるのは、ジュンテンドーならではの魅力だと思います。
農機具のメンテナンス・修理で、暮らしを守る
アグリガーデン部門では、農機具や園芸機器の販売だけでなく、修理やメンテナンス対応も大事な仕事です。私の店舗にも、他社で購入された商品を「ジュンテンドーさんなら見てくれるって聞いた」と持ち込まれる方がよくいらっしゃいます。
たとえば、メーカーが認定する修理を取得すれば、メーカーに送らなくても店頭で修理の可否や不具合を判断できるようになります。今はその“修理スペシャリスト”の資格取得を目指して、研修を積み重ねているところです。
地元の農家さんや家庭菜園を楽しむ方々にとって、農機具が壊れるのは大きな問題。だからこそ、「すぐに対応できる存在」であることが、私たちの価値だと思っています。
お客様の“困った”に応える、頼れる売場づくり
沼田店の周辺は住宅地が多く、家庭菜園をされているお客様が本当に多いです。園芸の土や肥料、苗、簡易的な農業資材など、毎日のようにお客様が相談に来られます。
「苗の植え方がわからない」「混合栓の取り付け方を教えてほしい」といったご相談もあって、時にはお客様のご自宅まで伺ってアドバイスすることもあります(もちろん会社のルールの範囲で)。
この仕事をしていて思うのは、“わからないことをわかるようにする”楽しさがあるということ。修理の技術も、園芸の知識も、日々現場で学びながら、自分が地域のインフラの一部になっている実感があります。
「困ったときは、あの人に聞いてみよう」と思ってもらえる存在になれるよう、これからもアグリガーデン部門のスペシャリストを目指して頑張っていきます。