ジュンテンドーでは、アグリガーデン部門の専門性向上を目的とした研修制度を積極的に展開しています。その中でも特に重要視しているのが、農業機械に関する知識と実践力の育成です。今回はメーカー様にご協力をいただき、本社研修センターにて座学と実地を組み合わせた農業機械研修を実施しました。
研修の前半では、メンテナンス・サービス・修理対応に関する座学を中心に行い、農機具の構造理解や故障原因の傾向、対応フローなどを詳しく学びました。修理現場で実際に起こりうるトラブルへの初期対応や、お客様からの問い合わせに対して正確かつ迅速に案内できるよう、理論的な基礎力を養います。
後半は研修センター内の農場スペースにて、耕うん機3機種（大型・中型・小型）を実際にスタッフ自身の手で操作。操作性・パワー感・機体の特性を比較しながら、製品ごとの違いを体感しました。これにより、店舗での接客時に「実際に使ってみたからこそ伝えられるリアルなアドバイス」が可能になります。

とくに、「家庭菜園には小型が最適」「本格的な耕作には中型・大型のパワーが不可欠」といった具体的な説明は、お客様の信頼につながります。
研修後のスタッフからは、「エンジン音や手に伝わる振動が違っていて、仕様書のスペックだけでは分からなかったことが実感できた」「お客様の質問にもっと自信をもって答えられそう」といった前向きな声が多数上がりました。
また、メーカーの担当者から直接アドバイスを受けられることで、販売後のサポートやアフターサービスに対する意識も高まり、より質の高い店舗対応を実現する一助となっています。
ジュンテンドーは、こうした研修機会を通じて「販売するだけでなく、使い方・直し方までしっかり伝えられるスタッフ」の育成を目指しています。今後も、地域のお客様に信頼される“農と暮らしのパートナー”であり続けるため、現場に根ざした教育体制を強化してまいります。